ロマンチック放言録

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「ブリグズビー・ベア」を観て思う「フィクション」について

昨日、静かに話題のブリグズビー・ベアを観てきました。
正直、とても感動したわけなんですけど、観終わってから、改めてフィクションって何なんだろうと考えていた。


世の中のリアリストぶるスカした奴らの中には、物語なんて「意味のない作り話」だと言っちゃう恥ずかしい人たちがいるらしい(私の周りでは未確認のため、ユーマの類かもしれないが)。


アン・リーの「ライフ・オブ・パイ」は分かりやすく、物語というものがこの世界に存在する意味を説明してくれる映画作品だと思う。
私は真に優れた物語というのは、作者の実人生が反映されたものだと考えているし、実際1から10まで完全に作り物の物語なんてこの世の中には存在しないと思うのだ。


ブリグズビー・ベアは、ブリグズビー・ベアという物語が主人公のジェームズの現実を超える話。
フィクションは意味のないものではない。そんな映画。